終活のすすめ

 最近「終活」という言葉を耳にします。就活と違うの?はい違います。

「終活」とは、残りの人生をどのように生きていきたいかという望みを形にする事「人生の終わりに向けて、前向きに準備することで、今をよりよく生きる行動です」長寿国の日本、高齢化が進み、独居で生活している方も多くなっています。

病院に勤務している時にも、「私一人だから、今後のことも色々考えなきゃ。どうしたらいいかしらね」と相談を受けることがありました。元気な状態で人生の終わりを迎えることができれば問題ありませんが、そのような状況にならなかった場合の事を考えると、自分らしい納得したエンディングを迎えるために終活は必要になってきますね。

 終活は、あなたのこれまでの人生を見つめ、これから残りの人生をどのように生きていきたいか描くことができます。少し時間はかかりますが自分の気持ちを整理することができますし、ご家族や大切な方への負担が少なくなります。また、本当にやりたいこと、やるべきことが明確になります。

〇エンディングノートをまとめる(・私のこと・自分史・親戚、友人、知人リスト・ペットのこと)
〇介護、告知、延命治療、献体など 
〇お葬式を決めておく
〇お墓を探しておく 
〇財産や相続をまとめておく(形見分けリスト) 
〇自分の荷物を片付けておく 
〇大切な人へのメッセージなど。

「終活」はあなたがより自分らしく生き抜くためのものですが、残されるひとの物でもあります。少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。

 最後に、電車の中でのご婦人同士の会話「もうそろそろ終活はじめようと思うの」「そうね、元気なうちに始めないとね」私は素敵な会話と思って聞いていました。その会話を隣で聞いていた若者「えっつ?」と驚きの表情で小さな声でつぶやいたのを聞き逃しませんでした。「終活を就活」と勘違いしたのでしょうね。

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この記事の著者

輿石光希

輿石光希看護師&医療コンサルタント

はじめまして。看護師で医療コンサルタントの輿石(こしいし)光希(みゆき)です。大学病院勤務、市立病院では30代半ばで師長として病棟管理を行い、法人の病院では副看護部長として看護部の管理と看護師の教育を行いました。2年前、今までの経験を活かし医療コンサルタントとして独立しましました。父親をがんで亡くし、私自身も入院、手術を経験しているので、患者と家族の立場、医療者の立場からお話しできることが強みです。どうぞよろしくお願いします。

ジョインハンズ http://join-hands.biz/

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