「納得した治療を受けるための方法とは」

癌や成人病などの慢性疾患にかかってしまった時、何で私が…何で家族が…。今後どうしたらいいのだろう…。突き付けられた現状に戸惑い不安になる事が多いです。その病気って何?治療方法は?予後は?どの先生に診てもらえばいいの?どの病院がいいの?色々な???を持ちますよね。

 

看護師である私たちは、一緒に働いている専門の医師に聞く事も出来ますし、必要な情報をどこから収集したらいいのかわかっていますので、必要な情報を的確に得ることができますし、相談もできます。自分に必要な情報が得られない時は、他の病院にいる友人の看護師や知り合いの医師に連絡を取り、相談に乗ってもらい情報をもらいます。

 

看護師という職業柄、病気や良い先生知りませんか?の相談がよくあります。先日は、友人の奥様が子宮頸がんと診断され某大学病院に受診した所、説明がわかりづらく信用ができないのでこの病院で手術を受けたくない、どうしたらいいかとの相談でした。

 

状況を詳しく聴き、私の信頼する婦人科の女医さんに相談した所、T大学病院の腫瘍専門の医師を紹介してくださり、セカンドオピニオンとして受診しました。説明もよくわかり納得できたと今後の治療をその先生にお願いする事になりました。安心して手術を受け、手術後の説明もよくわかり順調に回復したので、満足していますとの言葉を聴きました。良かった。

 

最近あまりにも相談が多いので、病院では相談にのってもらえなかったの?と聞くと、相談をしていないとの返事でした。どこに相談に行っていいのかわからないし、先生の説明がわからないので他の先生にかかりたいなんて言えないし…と話してくれました。必ずしも知り合いに看護師や医師がいて、相談にのってもらえるわけではないですものね。

 

病院には医療相談室があります。勇気を出して窓口をノックし話をし積極的に活用してください。セカンドオピニオンをすることに対して罪悪感を持つこともありません。自分の体のことなので、しっかり理解し納得できる治療を受けてほしいです。もちろん、診断していただいた先生が信頼できるとしたらとても良いことです。よく説明してもらい納得した上で治療を受けてください。

 

「信頼できる」と感じた医師がいたならば、その医師はあなたの名医になるのではないでしょうか。

 

この記事の著者

輿石光希

輿石光希看護師&医療コンサルタント

はじめまして。看護師で医療コンサルタントの輿石(こしいし)光希(みゆき)です。大学病院勤務、市立病院では30代半ばで師長として病棟管理を行い、法人の病院では副看護部長として看護部の管理と看護師の教育を行いました。2年前、今までの経験を活かし医療コンサルタントとして独立しましました。父親をがんで亡くし、私自身も入院、手術を経験しているので、患者と家族の立場、医療者の立場からお話しできることが強みです。どうぞよろしくお願いします。

ジョインハンズ http://join-hands.biz/

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